12月1月

正月飾りの「門松・しめ縄・鏡餅」いつまでに飾り、それぞれどういう意味がある?

正月,新年 12月

11月下旬になると、「そろそろ12月かー、今年もあっという間だったなー」なんて思うことはありませんか?

そして12月になると、新年はすぐそこに!

大掃除をして、新年・お正月の準備をしていきたいところ。

お正月の準備といえば、大掃除をして門松・しめ縄・鏡餅などの「正月飾り」を飾ることではないでしょうか。

みなさんはいつまでに準備をして新年、正月を迎えるのがよいのかご存じですか?

そもそも「正月」とは?

年の始まりである「正月」

「正」という字には「初め、改まる」という意味があり、正月は「年が改まった最初の月」を意味します。

そもそも正月とはなんでしょうか?


正月とは、「年神様」をお迎えして、前年の豊作を感謝し、新しい年の豊作をお祝いする行事のことです。

また、年神様とは、五穀を守りその年の豊作を与えてくれる神様のことで、日本人のご先祖様として考えられてきました。

春に里に下りてきて「田の神様」となり、秋の収穫が終わると山に帰って「山の神様」となり、正月には年神様となって戻ってくるのです。


正月の期間としては、「正月は松の内まで」というように、元旦(1月1日)から門松を立てておく期間(1月7日:七草の節句)までをいいます。

いつまでに準備すればよいの??

「すす払い」で正月の準備をスタート!

すす払いとは、年間にたまった家のほこりを払い、きれいにして正月を迎えようと行うこと。

今でいう「大掃除」ですね。

年神様を迎える準備として「正月事始め」をします。

旧暦の12月13日は、二十八宿(古代中国で生まれた星座)の鬼宿(鬼の日とも言われます)というおめでたい日にあたるため、この日にすす払いを行って、正月の準備をスタートさせます。

12月は師走と言われ、忙しい時期だと思うので、遅くても12月28日までにするのがよいとされていますので、この日までに準備ができるとよいですね。

なぜ28日までかというと、29日だと「二重苦」、31日だと「一夜飾り」となり、嫌われているためです。

どうしても28日までにできなかったら30日でもOKです!

おうち時間が増え、いつもより汚れが気になる。。。

そんなことはありませんか?

また、家族がずっと家にいて中々掃除がはかどらない。。。

子供が産まれたばかりで時間がとれない。。。などあるかと思います。

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正月飾りとは?

年神様をお迎えするために飾る3つのものを指します。

・門松

・しめ縄(しめ飾り)

・鏡餅

この3つの縁起物を飾り、家内安全や家運隆盛などを祈願します。

門松とは?

門松

門松年神様が山から下りてきたときに、迷わないように、との配慮から生れたものです。

古くから「松をはじめとする常緑樹は神様が宿る木」と信じられてきました。

常に緑である松は、昔からおめでたい木とされています。

その松にまっすぐに節を伸ばし、長寿を招く縁起物として捉えられている竹を組み合わせて今の門松ができたとされています。

しめ縄(しめ飾り)とは?

しめ縄

稲わらで作られるしめ縄は、年神様をお迎えする神聖な場所を示すために張るものです。

内と外の境界を表すもので、神棚に飾るとそこは清浄な場所であることを示し、玄関に張ると外の邪気が家の中に入ってくるのを防ぐとされています。


正月にはしめ縄を装飾した「しめ飾り」を玄関に飾るのが一般的です。

しめ縄(しめ飾り)は大正月(1月7日)が終わると外し、小正月(1月15日)のどんと焼きで門松などと一緒に燃やします。

この焚火の煙に乗って年神様が帰るとされています。

鏡餅とは?

鏡餅

鏡は「三種の神器のひとつ」であり、昔から神様が宿るところといわれてきました。


鏡餅と呼ばれるようになったのは2つ説があります。

①鏡に餅を2つ重ねてお供えしたことから

②大小2つの丸い餅は、日と月・陰と陽を表し、福と徳が重なるように願うものとされ、その形が鏡に似ていることから


米で作られる餅には神様の魂が宿るとされ、正月には欠かすことのできないものです。


地方や家により飾り方は様々ですが、「裏白(うらじろ)・ゆずり葉・橙」などを添えて三方と呼ばれる台に乗せ、床の間などに添えるのが基本です。

三方にのせるものにもひとつひとつ意味があります。それぞれ

・裏白(うらじろ)・・・葉の裏の白が清廉潔白を表す

・ゆずり葉・・・新しい葉が出てから古い葉が落ちることから子孫繁栄を表す

・橙・・・家が代々栄えるように

です。

鏡餅に欠かせない「餅」。今では中々みかけませんが、12月25~28日ごろに餅つきが行われます。

我が家も祖父が農家でお米を作っていたこともあり、祖父が作ったお米でついたお餅を毎年食べていました。

まとめ

*正月

五穀を守りその年の豊作を与えてくれる神様である「年神様」を迎え、前年の豊作を感謝し、新しい年の豊作をお祝いする行事のこと

期間としては、1月1日(元旦)~7日(七草の節句)まで


*準備期間

12月13~28日までに「すす払い(いわゆる大掃除)」を行い、正月の準備を行う


*正月飾り

・門松・・・年神様が迷わないようにする目印

・しめ縄(しめ飾り)・・・邪気を払ってくれる

・鏡餅・・・正月の間、神様が宿る場所


*外す期間

1月7日(大正月)に外し、1月15日(小正月)のどんと焼きで門松や書初めなどと一緒に燃やし、年神様を炎と共に送り出す


上記を意識しながら新しい年を迎える準備ができるとよいですね。
正月飾りも取り入れられるものからぜひやってみていただければ幸いです!

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